2010年1月14日木曜日

マスター・クレンズ~レモネード・ダイエット~

噂のレモネード・ダイエット(マスター・クレンズ)を始めてみた。
先週の金曜日の…途中から始めたので、今ちょうど5日経ったことになる。

このダイエットは、もともとは、体の掃除(デトックス)を目的としたダイエットであるが、多くの人が減量のために、トライしているようである。

すでに経験された方は、レモネード・ダイエットなるものがどんなものであるか、体でわかっていらっしゃると思うが、経験されたことのない方への参考のために…これは、かなりハードなダイエットである。

ただし、効果は絶大!!!!!!
減量の面だけを重視するなら、インストラクションどおりに実行すれば、1日1キロ減というのもありえないことではないのである。
実際、私はこの5日間で5キロ弱減だし、私にこのダイエットを紹介してくれた友達の場合は、2週間で20キロ減だったそうである。

確実な減量効果のあるこのダイエット、本来なら、最低10日から2週間続けなければならないらしいが、残念ながら、私は今日限りで、ブレイクしなければならない。
なぜなら、週末に、コミュニティーイベントの会食があり、その会食で『普通に』食事するためには、3日前からブレイクを始めなければならないからだ。
インストラクションによると、マスタークレンズにおいて、この『ブレイク』というのが、非常に大切なものであるらしい。

ほんのひとかじりの体験に過ぎないが、これから、レモネードダイエットをはじめてみようと思う方々の参考までに、私のダイエット体験を細かくご紹介してみようと思う。

【1日目 金曜日】 
朝、軽い朝食(トーストとスープ)を取り、10時半くらいに、150ml程度のプレーンヨーグルト(メープルシロップがけ)を食べる。

その後、お昼に、まず『フラッシュ』のためのシーソルトウォーターを約1L(1ガロン)。
インストラクションにかかれてあるとおり、ちょうど1時間程後に『フラッシュ』が始まり、この世のものとは思われない通じがあった。

ここで、『フラッシュ』とは、インストラクションを読めば書かれてあるのだが、いわゆる『腸の掃除』であり、その名(フラッシュ)の通り、まるでトイレの水を流すかのごとく、出るものが出るのである。
シーソルトウォーターの濃さは、1ガロンにつき小さじすりきり2杯。
使う塩は、純度の高い海の粗塩で、さらさらになっている塩は使わない。
水は、ぬるま湯と書かれてあるので、私の場合は、ポットのお湯を半分、水道水を半分で作っていたが、本来なら、蒸留水を使うべきらしい。
その理由は、恐らく、『デトックス』を目的としたダイエットであるからだろう。
とにかく、そこまで100%蒸留水を使わなくても、フラッシュは起こった。
気にする人は、インストラクションどおり、蒸留水を使うといいだろう。

さて、肝心のレモネードだが、これは私もオーガニックのレモンを使った。
いちいち絞るのが面倒なので、毎日、その日使うと思われるレモン汁を朝のうちに絞り、タッパーに入れておく。
おなかがすくと、冷蔵庫からレモン汁を取り出し、メープルシロップとカイエンヌペッパーを入れて、レモネードを作る。
分量は、次の通り。

レモン汁(出来ればオーガニック) 大さじ2杯
メープルシロップ(グレード B) 大さじ2杯
カイエンヌペッパー 小さじ1/10杯か、好みで
少しぬるめのお湯(蒸留水) 10オンスグラス(300ml)で上の3つを混ぜ、足してグラスが満たされる量

レモンの量は変えてはいけないらしいが、メープルは減量したい人、増量したい人等の条件により、多少の増減は可。

…と、このレモネードを一日6杯から12杯まで飲んでいいらしいが、初日、途中から始めたこともあり、4杯飲むだけで終わった。
このほかに、ミントティーやオレンジスパイスティーなどのハーブティーを飲み、お湯もたくさん飲んだ。
夜にももよおしたが、昼間のようなフラッシュではなく、水分がほとんどの排泄だった。

【2日目 土曜日】
シーソルトウォーターは、本来であれば、朝一の空腹時に飲むべきもので、この日はインストラクションどおり、朝一で飲んだ。

その後、少ししてから、レモネードを飲み、土曜のマーケットに出かけた。
マーケットから帰ってきてすぐ、フラッシュは起こり、前日ほどのインパクトはないが、水分中心の大量の排泄が起こった。

それから、子供たちを習い事へ送り、一旦帰ってきたとき(午前10時くらい)に2杯目のレモネードを飲む。
再び、送り迎えのラッシュだったが、その間、ハーブティーを1杯。
午後1時過ぎに帰ってきて、3杯目のレモネード、ハーブティーを飲む。

夕飯の支度をしながら、食欲が最高に達して、かなりストレスを感じる。
いつものクセで、つい味見してしまいそうになりながら、寸でのところで我慢。
食べることが大好きな私が、料理しながら、何も食べられないというのが、一番の拷問に感じた2日目…

夕食時は、家族が食べているところで、一人レモネード(4杯目)&ハーブティー。
夜も、主人とドラマを見ていたが、つまみとお酒を飲む主人を横目に、私はひたすらレモネードとハーブティー…
計6杯のレモネードと5杯のハーブティーを飲んだが、この日が一番空腹を感じ、ふらふらした日だった。

ちなみに、この日は、軽いヨガをしてみたが、気のせいか、ダイエット前よりも心地よくヨガをすることが出来た。

【3日目 日曜日】
朝一で、シーソルトウォーター1ガロンを飲んだが、この日は目覚ましもかけず、お昼近くまで寝ていたので、空腹や食欲に悩まされる時間が数時間セーブできた。

昼食はラーメンだった。
このときもスープの味見もせず、『味の保証はなし』というラーメンを出したのだが、意外にちょうどいいお味だったようで、好評だったらしい…
そして、私はレモネード。

3日目も、1時間後にフラッシュは起きたが、だいぶ『フラッシュ』の取り扱いに慣れてきた。
ちょっとでも下腹部が張るという感覚を感じたら、即座にトイレへ駆け込むべきであるが、多少我慢しても、おなかは痛くならず、『漏れ』ないように気をつけるだけである。

この日は、だいぶ空腹を感じなくなってきて、6杯のレモネードもいらないくらいだったが、栄養の面を考えて、無理に、5杯目、6杯目を飲んだという感じであった。
ハーブティーも6杯飲んだが、うち2杯は同じティーバッグにお湯を足しただけの、白湯プラスのようなものであった。

【4日目 月曜日】
朝一で、シーソルトウォーター。
1時間後にフラッシュというのは変わらないが、いよいよ出てくる水分の色が薄くなってきた。
濃い目の小という感じの色。
量は、飲んだだけ出たという感じの量。

この日は、何かと忙しかったせいで、レモネードは4杯しか飲んでいない。
空腹を感じるときは、若かった頃のような派手な『ぐぅ~~』と言う音が鳴る。
それを聞いて、レモネードを作るというサイクル。
1杯飲むと、数時間はもち、空腹は感じない。
ただ、相変わらず食欲はかなりあり、家族の食事を作るたびに、ちょっとつまみたい衝動に駆られ続けている…

ハーブティーはもともと好きなせいもあり、この日は濃いので6杯、薄いの(2番煎じ)で4杯飲んだ。

夜に、軽いヨガをやったが、体が軽く感じられ、以前は難しかったポーズも、楽にすることが出来た。

【5日目 火曜日】
朝、シーソルトウォーター→1時間後のフラッシュ。
この日初めて感じたのだが、フラッシュでの排泄があまりにおわない。
体の毒素が、結構出てくれたのだろうか?

レモネードを朝飲み、麻雀友達が10時に来る予定だったので、家の中を片付ける。
雀友が現れ、彼女たちにはコーヒーやお茶(カフェイン入り)をふるまったが、私は相変わらずハーブティー。
毎週、持ち寄りのランチをいただく麻雀会では、今週も食いしん坊な私の食欲をそそる品々がテーブルに…
彼女たちがおいしそうにいただくのは見ないようにして、レモネードをランチ代わりにいただいた。
おかげで空腹は感じない。
その後も、ハーブティーだけ飲んで、麻雀会も無事終わった。

夕方は、主人が出張で不在なので、簡単な一品料理。
おかげで、食欲を刺激せずに済んだ。

この日も、気づけば、レモネードは4杯しか飲まなかった。
ハーブティーも4杯。

【6日目 水曜日】
朝は、シーソルトウォーター&フラッシュ。

そして、今日は問題の『テニス』の日。
このダイエットを始める前から、これが一番の難関だと感じていた。
メープルシロップだけのエネルギーで、ハードなスポーツであるテニスができるのか!?

フラッシュのあと、まだ空腹を感じなかったので、1杯目のレモネードは後回しにして、ゲルマニウム浴をしてみた。
普段はシャワーなのだが、このダイエットのラストスパートに、色々試してみたかった。
ゲルマニウム浴とは言っても、ゲルマニウムの素を入れたお風呂に、規定の時間より短めに浸かっていただけだが、入浴中、軽いめまいを感じる。
そして、洗髪中は、頭が重く感じ、首を前に垂れたのを持ち上げるのが大変だった。
多分、自分では感じなかったが、空腹で入浴してしまったのがよくなかったのだろう。

入浴を終えて、ローブのまま、しばらくベッドに横たわった。
その後、落ち着いてきたので、髪を乾かし、服を身に着けて、本日1杯目のレモネード。
本当は、2杯飲んでからテニスに向かいたかったが、時間がなく、1杯だけで出かける。

テニスのクラス中…いつもより体は軽いはずなのに、エネルギーを全く感じなかった。
ちょっと走ると、息が切れる…と言うより、体の電池が切れるという感覚。
手足が動かなくなるのだ。
オーバーウェイトのせいで、息が切れるという体験は何度もしているが、今日のように、電池が切れると感じたのは初めてだった。

1時間のクラスを終えて、途中買い物に寄ったが、家に帰っていてすぐ、2杯目のレモネード。
クラス中は、800mlほどの水を飲んだが、帰ってきてからは、体が冷えていたので、白湯を1杯。

そして、夕方に3杯目のレモネード、夕食時に4杯目のレモネードを摂取。
現在、ミントのハーブティーを飲んでいる。


…と、振り返るとこんな感じの5日間半だった。
あと、レモネード1杯分のレモン汁が残っているので、それをもう少ししたら飲みきって、その後はブレイクに入ろうと思っている。
ブレイクで勧められている生オレンジジュースのための、オレンジもたくさん買ってきた。
明日は、レモネードのかわりに、生オレンジジュースの一日になりそうである。


さて、このマスタークレンズをほぼ終えて、結果も出たし、私なりに色々と感じたことがあったので、それを述べてみたい。

体重:
上の文中でも述べたが、5日間で5キロ弱減。これは、期待通りというか、予想以上だった。

プラスポイント:
美肌効果→始める前は、乾燥で、バサバサしていた皮膚が、洗顔後の化粧水・乳液なしでも、しっとりとなった。
快便効果→これは、レモネードのおかげと言うよりも、シーソルトウォーターのおかげであることは間違いないが、宿便というものが根こそぎ洗われている感じがする。
体臭・口臭・便臭の無臭化→余計なものを体に入れていないので、当たり前かもしれないが、普段感じる自分臭を感じなくなってしまった。
体の柔軟性増→痩せて、余計な肉が邪魔しなくなったから…とも考えられるが、前屈も前より楽になったし、上からまわした手と下からまわした手を背中で組み合わせるという動作も、以前より楽にできるようになった。

マイナスポイント:
エネルギー減少→軽いレベルのヨガ程度ならば、ダイエット中でも十分に出来るかもしれないが、テニス等のハードなスポーツには耐えられない。
冷え→冬にダイエットをした私が馬鹿だったのかもしれないが、何せ、体内で燃えるものがないので、常に寒い。カイエンヌペッパーの量を増やせば、少しは変わるかもしれないが、5日間のダイエット中、あまり暖かいと感じたことはなかった。

その他:
フラッシュでおなかが痛くなるということは、私に関して言えば、一度もなかった。
かつて、排泄効果のあるお茶や錠剤などを飲むと、おなかが痛くなることがあったが、このシーソルトウォーターでは、全くおなかは痛くならない。
ただし、個人差があるかもしれないので、各自様子を見ることをお勧めする。

効果は絶大なフラッシュだが、はっきり言って、1リットルの塩水を一気に飲む(1分から2分くらいかけて飲んでいたが)と言うのは、『拷問』に近い。
海でおぼれる夢を見なかっただけ、ありがたいと思う。
一度でも効果を見られなければ、翌日は続けられないに違いないが、期間中毎日確実に効果が見られたので、続けることが出来た。

ブレイクしたあと、また近々再開したいと思っていたが、今日のテニスで、考えが変わってしまった。
次回は、夏休み中に、テニスレッスンを取っていない期間を選んで、マスター・クレンズに再挑戦してみようと思う。
その頃だと、冷えに悩まされることもないだろうし、テニスも自分のペースでできるので、ダイエット期間中にあえてプレーして、苦しむ必要もない。

始める前は、かなりハードなダイエットだと思ったが、始めてみると、効果がはっきりと見えるので、頑張る気力もわいてくる。

あとは、リバウンドに気をつけるのが、最大の課題…(悩)

2 件のコメント:

  1. ちなみに…

    ブレイク始めて2日目の今日、テニスをしてみたら、体中力がみなぎる!!!!という感じだった。
    のどが渇くとか、息が切れるのは、多少あったけど、電池が切れるという感覚は全くなく…♪

    やっぱり、テニスみたいなハードなスポーツは、ちゃんとカロリー取らないと!!

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  2. すごいですね、これ女房がやるといっているんですが大丈夫なのかな。。。

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